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なぜ、腸活がなぜ必要なのか
腸活とは、腸内環境を整えて、腸が本来もっている力を取り戻すことをいいます。
腸には全身の、健康や美容に欠かせない様々な役割があり、ウィルスや細菌の侵入や、強力な免疫機能を備えています。
まず、汚れた腸から腸内を見ていきましょう。
汚い腸の環境とは
腸内環境が悪くなると、便が腸にとどまり、悪玉菌が便を腐敗させて、身体に有害な物質をつくりだします。そして、これらの老廃物が原因で、さまざまなトラブルを引き起こしてしまうのです。
腸には、病原菌から体を守る免疫細胞の約70%が存在しており、免疫力を高める機能があることも分かっています。
また、腸と脳とは多数の神経細胞でつながっており、お互いに影響を与え合う「腸脳相関」の関係にあり、腸の調子が悪いと病気になりやすい体質になります。
腸の不調による悪影響と考えられる症状は、主に、肥満、冷え症、頭痛、肩こりをはじめ、感染症やアレルギーなどが挙げられます。
さらに、腸内環境が益々悪化することにより、腸閉塞やがん、糖尿病、動脈硬化、うつ病などの病気に進む可能性が高いのです。
腸は「第二の脳」といわれる臓器でもあり、
人の脳神経は、主なもので左右に12対あり、このうち11対は、脳と目、耳、鼻、舌、頸部などをつないでいます。
しかし、第10神経系である迷走神経だけは、さまざまな臓器とつながっており、腸にまでつながっているのです。
腸をきれいすることは、万病予防にもつながっているので、腸の喜ぶことを心がけましょう。
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腸が汚なくなる原因
腸が汚なくなる原因は、大きく分けて4点あります。
そのなかでも、『ストレス』がとても厄介で、ストレスを感じていないように感じても、脳がストレスを感じることも、ストレスの感じ方も人それぞれです。
まずは、できることからスタートできるように、その原因をチェックして、腸をきれいにするための生活習慣にお役立てください。
✅ 3 ストレス
ストレスは、現代人の抱える最も恐しい敵ともいえるぐらい、血液をいっきに汚れてしまう宿敵ともいえます。
完璧な食事や生活習慣を急にはじめても、効果はあまりありません。
食事と生活習慣と併用して、ストレスに負けない心をつくることに集中してください。
ストレスの感じ方は人それぞれですが、自分と脳を切り離した感覚で、どうしたら『脳』がリラックスできるかと、『脳』に聞いて、答えを見つけてください。
大自然に癒されてエネルギーをチャージしたり、ストレス解消に、
「実家の線香の匂いが好きで、一人暮らしで淋しいと、線香を焚く」など、
ほんの少しのことを、楽しみながら積み重ねてみるといいですね!
超ストレス社会 真面目で良い人ほど損をしているような印象があります。
絶対によいことがあると自分を信じて、改善できることをひとつずつ解決してくださいね。
応援しております!!
✅ 4 食生活の乱れ
わたしたちの腸内には、1,000種100兆個ともいわれる多種多様な細菌が、小腸から大腸にかけて生息しています。
これらの様々な細菌がバランスをとりながら腸内環境が維持されているため、偏食だと、腸内細菌のエサになる栄養が足りません。
腸を元気にすることは、「微生物」のチカラ、つまり善玉菌です。発酵食品には生きた菌が、たくさん含まれておりますが、加熱調理や胃酸によって、ほとんどの菌が死滅してしまいます。しかし、生きた菌も、死んだ菌もとても大切な役割をはたしていくので、いろいろな食べ物から菌を食べることを意識することが、腸活のポイントになります。
積極的に摂りたいものが、発酵食品と食物繊維です。
発酵食品
納豆、味噌、醤油、甘酒など日本人の体に馴染む発酵食品。
日本人の腸内環境と外国人の腸内環境は違うので、日本人に馴染んだ発酵食品を積極的にとりましょう。
※キムチやヨーグルトは発酵食品というより、嗜好品だと思った方がいいです。
食物繊維が多く含まれる食品
根菜類、豆類、イモ類、海藻類、キノコ類など善玉菌のエサとなる「食物繊維」が多く含まれています。
簡単にできる腸活方法とは
☑️ 楽しみながら、いろいろな食材を食べる
腸が喜ぶ菌を意識的に食べましょう。
☑️ できるだけ新鮮なものを食べる
少し割高でも、安全で新鮮なものを食べましょう。
☑️ 発酵食品を食べましょう
忙しい方は、1日1食からでも、発酵食品の代表格であるだくさんの豚汁やけんちん汁などの味噌汁を意識してみましょう。
☑️ 腸にやさしい生活をしましょう
「腸が汚なくなる原因」を参考に、腸の喜ぶ生活習慣を心がけましょう。
そんなことで腸活になるのだろうか?
と感じると思いますが、意識することから、腸活をはじめてみることが大切です。
参考文献
なぜ、発酵食品なのか?
日本古来の発酵食品は、日本人の体にとても馴染みます。
その、日本人に馴染んだ発酵食品は、微生物の働きによってある程度消化されています。その分、エネルギーや消化酵素が少量で済むので、余ったエネルギーをつかって、健康な体を作ることができるのです。
戦国時代に兵士は、味噌を玉状にして携帯し、水に溶いて食べていたといいます。
『味噌汁一杯三里の力』
ということわざがありますが、
味噌汁一杯飲めば三里の距離も疲れず歩けるというということわざも残っているほどです。
※三里は12キロメートルのことです。
化学分析もできない時代に、大豆発酵食品が、とてもパワーがあると、昔の日本人は、知っていたのですね!
太陽・空気・土の三大恩恵によって生産される作物が、人々の健康を豊かにして、体内から大地からのパワーを与えてくれます。
そんな、安心安全な発酵食品を体内に積極的に取り入れて、
日本人の体に馴染む日本食
「一食一菜」
からでも、ゆる活をはじめましょう♪